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ドリー|Xジェンダー元警察官
"自分の人生を生きる人"を増やす人
◯島根県在住
◯1988年生まれ
◯ライフコーチ
◯LGBT啓発講師
◯体は女性、心は中性
◯婚約破棄から1年で人生改革

場づくりの重要性|毎朝インスタライブをしていて思うこと

2024年3月1日から毎朝6時〜インスタライブをしています。

今はコンスタントに30人を超える方がきてくださるライブになりました…!ありがたい。

そんなインスタライブの経験を通して思うことがあります。それは「場づくりって重要だよね」ってことです。どんな標準言語を使うか、文化を作るか、禁止ルールを作るかによって集まってくる人が変わる。そう感じています。

 

幸い私のライブには、素敵な人たちだけが集まってくださっています。

  • 人を認めることができる人
  • マウントを取らない人
  • 人を応援できる人
  • 愛を持って人と接することができる人

そんな人たちが奇跡的にも集まっています。こんなハートフルな空間あるのかよ…!この世はポイズンじゃなかった!と思っている毎日です。

 

先日の朝なんて、メンバーの1人が旦那さんの手術を控えていて不安だとコメントしたんです。そしたら、続々届くエールの数々…。それをみて私がなんだかちょっと目頭が熱くなりました。

 

よくこのライブをやっていると、ありがたいことに「ドリーさんあってこその、この場です」と言ってもらえることがあります。正直、私はみなさんとの交流を楽しんでいるだけなので、何も特別なことはしていません。

ただ、振り返ってみると、「こうしたことがよかったのかもな」ということがあるので、今日は場づくりという観点からシェアしていきたいと思います。

 

目次

全承認空間

どんな意見も頭ごなしに否定しないこと。まずはここを意識しました。

もちろん私とは考えの違う意見がコメントされることもあります。昔の私なら第一声から「え、それは違いません?」と一刀両断してました。笑(負けず嫌いかつ、自分の正しさを振りかざすタイプでした)

でも、今ではまず「確かに、そういう考え方もありますよね」と言うようにしています。それから反論というか、自分の考えを伝える。ということはかなり意識しています。まずはその枕詞をいうことで、「ちゃんと受け入れよう」という姿勢が自分の中に整う気がするんですよね。

 

頭ごなしに否定されちゃうと、「あ、ここは自分の考えを安心して言えない場所なんだ」と萎縮してしまいます。安全安心な場ではなくなってしまう。だから、まずは「ここでは何を言っても大丈夫」と思えるような場所にしたいと思いました。

最初の頃は、メンバーさんにも同じようにやってもらおうとか考えていませんでした。ただただ、自分でこのフォームを身につけようという思いだけでやっていました。

 

でも最近では、しきりに「ここは全承認空間です」とお話しするようにしています。なぜか。

ここはこういう場ですよ。と示した方がわかりやすいからです。「図書館では静かにしよう」みたいなそんな感覚で。ここではそれがドレスコードです。と伝えていくようにしています。そうすることで、この文化に合わない人は去っていくような場が作りたかったんです。

 

一方的ではなく双方向

他の方のライブを見ていると、テーマに沿って一方的に話しているものも見られます。もちろんセミナーという感覚で聞くのにはいいと思いますが、私はそれだときっと心と間が持ちません。笑

せっかくコメント機能があるので、そこで参加者さんと交流する。楽しむ。というスタンスでやってきました。

 

ときには推しの話をしたり、ときには筋トレの話をしたり、ときには「愛」について語ったり…。なんともざっくばらんにその時生まれた会話を大事にしてやっていきました。そのリアル感、ライブ感があったことにより一方的ではなく、双方向のコミュニケーションを生んだんじゃないかなと。

 

SNSが普及して、いろんな人と気軽に繋がれるようになりました。でも、一方的に発信することは多いですが、双方向はなかなかなかったりします。特にライブのように、時間をともにする仲間ができるのはレアだと思います。なんとなく心地いいからその場に集まって雑談をする。コミュニティスペースのような所属感がいいんですよね。

 

1つのテーマに沿って、一方的ではなく、みんなで学びを深めるのもよかったかなと。アウトプットするだけでなく、参加者さんたちとともに深めていく。いろんな視点からの切り口を見させてもらうことで、考えが深まっていく。こうすることで、放課後学習のような…心地いい学びの空間が醸成できたのもよかったのかもしれません。

 

学び、尊敬し合う文化

ホストであれど、古参であれどフラット。というスタンスは大事にしてきました。上も下もない。リスペクトは欠かさない。ということです。

マウントを取る人がいると、確実に不快になる人が現れます。まずは、私が偉そうにならないように、マウントを取らないように気をつけました。

 

どうしても、知識的には自分の方が持っているというケースってあるじゃないですか。昔の佐藤はとっても、とーーーーっても小さいやつだったので、それによって優位に立とうとする節がありました。

 

でも、知識を持っているからと言っても、人間に上も下もない。そして、その分野の知識以外の知識や、経験や考え方はその人から学ぶものがある。だから常にリスペクトを欠かさない練習をしてきました。マウント人間を脱するべく…!

 

よく人との接し方を褒められるようになりましたが、昔のたくさんの失敗を重ねた上での今ですし、まだまだ未熟なところがたくさんあります。一生修行です。

 

そうしていると、参加者の方達も、年齢、性別、職業関係なしに、お互いにリスペクトしあえる人たちが集まりました。マウントなんて取る人はまったくいません。この空間にいて思うのは、やはりどこまで行っても「お互いを認め合う」ことが大切なんだなと。

 

この素敵な空間が外の世界にも広がっていけばいいのにと心から思います。

 

猛者に告ぐ

いつも温かい空間を作ってくださっているのは、ライブに来てくださっているみなさんです。

何か嬉しいことがあったときは共に喜ぶ。何か悲しいことがあったときは共に悲しむ。何か憤ることがあったなら、共に怒る。そんなやさしさと愛で満ちたみなさんが大好きです。

 

これからも、そんな人たちで溢れるように場を守っていきます。

 

そして、新たに入ってくる皆さんへ。

安心して入ってきてください。帰ってきたくなる。そんな場所があります。温かい人たちが両手を広げて待っている。そんな場所が朝活ライブの場所です。

殺伐とした環境に疲れている人もいるでしょう。心の通わない会話に虚しさをかかえている人もいるでしょう。そんな人は一度癒されにきてください。ときに涙があふれるような、そんな温かさに触れることができるから。

これからもこの場を一緒に盛り上げて行ってくださるとうれしいです。

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