令和3年9月から「LGBTQカフェ会」を主催するようになりました。まさか人見知りの自分が会を主催するようになるなんて…自分が1番びっくりしています。
このカフェ会は、令和3年中に6回ほど開催してきたのですが、そのカフェ会について知らない方もたくさんおられると思うので、どうして会を主催するにいたったのか、どんな会を開催してきたのか、どんなコンセプトの会なのかを紹介していこうと思います。
この記事では、記念すべき第一回目について書いていきます!
さっそく、まいりましょう!
カフェ会を開催するまでの経緯
自分の住んでいるところはすごく田舎で、セクマイは完全に希少種、周りには全然いませんでした。すごく孤独で、自己肯定感ゼロで生きていました。生きる屍…そんな希望のない人生でした。
そんな自分の人生に希望の光が差し込んだ経験があった…それが「セクマイイベントへの参加」だったんですよね。それについては詳しいことをこの記事に書いていますので、興味があれば読んでみてください。
この経験は自分にとってすごく大きなことで、人生が変わるような経験だったので「いつかこんな事ができればな~」ってたぶん深層心理で思っていたんじゃないかなと思います。
そして、その深層心理が呼び起されたきっかけとなったのが令和3年3月に最愛の彼女と別れるという自分の人生最大のショッキングな事件でした。(詳細はプロフィールを読んでみてください)
それからというもの…ホントに色々なことをやってきて、その中で「カフェ会」を主催するきっかけとなる人と出会ったんですよね。行動し始めてからやってきたことは次の記事に書いていますので、読んでみてください。
カフェ会を主催するきっかけとなる出会い
全公開のインスタグラムアカウント(最初は失恋アカウントでしたw)を作ってしばらくたった時のこと。新たな出会い。ひとりの男性がDMをくれました。
それまでは「人生を変える」なんてハッシュタグをつけていたからか、怪しい副業アカウントからDMがたくさん来ていたので、警戒していました。でも、その人は少し違いました。すごく紳士的で、親身になって相談に乗ってくれる人だったのです。
自身も吃音をもっていて、人生に悲観していたけど、いろんな人と知り合って人生を変えたいと思うようになったと。そしてオンラインの朝活を紹介してもらい、自分を変えてくれる人と出会うことになります。
それは、紹介してもらったオンライン朝活の主催者。某建設会社の部長さんでめちゃくちゃ強面の人でした。(笑)
第一印象は「え、こわ。」って感じで、恐怖もあいまって超絶人見知りの自分はコミュ障丸出しで参加しました。「異業種交流会」で、航空会社や消防士、建築家など普段話すことのない人たちと話ができました。
すごく明るい人が多く、人生にも前向きで、朝から「陽のパワー」を充電できるすごくいい場所でした。公務員の周りの人は、いつもどこか疲れた様子で、なんの楽しみもないような感じに見えていた(自分も含めてですが…)ので、こんな人たちもいるんだなぁ…!と嬉しくなったのを覚えています。
くわえて、「自分のやりたいことって何なのかな。」と考えるようになっていったのです。
そして、参加回数を重ねていく中で、その主催者の方と距離が縮まり、個人的に相談する時間をもらえるようになりました。
価値観整理でやりたい事をみつける
その人の事はここでは「師匠」と表現します。(実際はもちろん呼んでいません)師匠には、これまでの事をすべて話して、「人生変えたいんです!」と話しました。(本当に人見知りなのか疑問。w)
そしたらまず言われたことは、
「人生で何を大事にしたいのか。どうありたいのか。それをまず考えないといけないよ。」
ということ。すなわち、
自分の人生のゴールを決めてないと、結局がむしゃらに進んでも、生きたい人生を生きられない
ということでした。
めちゃくちゃ深い…!!!
そうして色々と行動しながら考えていく中で、先に述べたような自分の中の深層心理に気づいたのです。
自分が救われたように、過去の自分のように苦しんでいるセクシャルマイノリティの人たちの力になりたい
という思いに。そして、気づかせてもらった師匠にそのことを相談してみました。すると
「じゃあ、自分で会を開いてみたらいいじゃない。」
とあっさり言われました。
・・・
・・・
・・・
あ、そうね。(笑)
確かにやりたいならやってみればいい。うん、そうだよな。
そして、師匠から同じセクマイの方を紹介してもらい、一緒に会を主催していくことにしたのです。
カフェ会のコンセプト
コンセプトは一番大事だなと思っていました。その会の核となるものだからです。
自分はどういう会にしていきたいのか考えて、
「自分らしくイキイキと生きる仲間を増やすこと」
に決めました。
私たちセクマイは普段の生活で「ありのままの自分」を隠して生活していることの方が多い。すなわち「自分らしく」生きられていないと思ったからです。自分自身いつも「偽りの自分」を演じることに疲れていました。
だから、自分を隠さず、ありのままを受け入れてくれる環境作りをすることで、少しでも自分のことを前向きにとらえられる、安心できるような場所になればいいなと思ったのです。
人が集まってくれる喜び
主催すると決めたものの、自分はもともとアナログ人間だったので朝活に参加するまで「zoom」というものも知りませんでした。もちろん自分の会を告知するものなんて知るはずもなく…自分なりに調べながら「こくちーず」というものを使って告知をしました。
最初は、「人がひとりも集まらないんじゃないか…そもそも需要ないんじゃ…」などとネガティブ全開でしたが、次第に人が集まってくれました。
「note読んでて共感して!」と言ってくれる方もいたりと、なんだか応募ひとつをとってもこんなに嬉しいんだなぁと思いました。
そして、noteで出会わせてもらった「ひかるん」さんにも、ひかるんさんが主催している「レインボートーク」で出会った人たちにも自分の会を宣伝してもらったりしました。
なんてあったかいんだ…感動しながら色んな人のおかげで開催にこぎつけました。予想をはるかに超える11人という方が集まってくれたことに、本当に驚くとともに
また人に恵まれたなぁ。
と感じずにはいられませんでした。
参加者の笑顔…プライスレス!
カフェ会当日は、楽しみ半分、不安半分という感じで。慣れないパワーポイント、zoomの扱い…大丈夫だろうか…そもそも画面共有とか、ブレイクアウトルームとか初めましてだったので、ホントグーグル先生に何度助けられたか。
そして、本番がやってきました。最初zoom入って待ち構えている時が一番緊張…脇汗だらだらでした。(笑)
「どんな人が来るんだろ・・・」
ドキドキしながら待っているのも束の間…次々と参加者さんが入室してこられ、お話しているうちに段々と緊張がほぐれていきました。
「あぁ、なんか話しやすい人が集まってくれてよかった~」
って思いました。そして、でかかったのは、ひかるんさんやレインボートークで出会った人たちがいたということ。顔見知りの方がいるだけで、ホーム感があって、落ち着けたんだろうなと感じました。
カフェ会では夢に関するワークをやったり、グループトークをしたりしたんだけど、なんだかその時にみなさんの顔を見ていると、嬉しそうだったり、楽しそうだったり、結構笑顔を見ることができて、zoom越しにひとりで感動していました。
あぁ、やってよかったなぁ。
と心から思いました。
カフェ会初回から得られた教訓
自分が初回カフェ会を主催して得た教訓はこんな感じ。
- 人との繋がりに感謝
- やりたいことはすぐにやった方がいい
- 自分主催のイベントで笑顔が生まれるうれしさは感動もの
この会を開催できたのは、師匠やひかるんさん達のおかげだし、また自分の「人に恵まれる強運」に助けられたなと思います。この場を借りて、みなさんに感謝を伝えたいです。ありがとうございます…!!
そして、「やりたいことあるならやってみよ!」ということ。深層心理でしたいと思っていたカフェ会。やってみるまでは無理だって思ってしまうけど、案外やってしまえば出来るもんなんだなって実感しました。
最後に、「自分の会で生まれる笑顔への感動」これは本当になんて言い表したらいいのか分からないんですが、「誰かを元気づけよう!」って思って開いたのに、一番元気になったのは自分かもなって思いました。
それくらい、笑顔って力があるんだ。こんなに感動するもんなんだ。あぁ、幸せだなぁ。って思いました。心から。
カフェ会開催の後日談
さて、「初主催したカフェ会の話」について書いていきました。
カフェ会初回のあとには、嬉しい後日談がありまして…それはレインボートークでご一緒した「マミーチャンヌ」さんがnoteの記事を書いてくれたのです。
ゆうさんのカフェ会で「自分らしく生きる」を考えてみた|🌈マミーチャンヌ🌈|note
ホント…みんな神様だなと感じました。ありがとうございます。
カフェ会参加者の方たち、応援してくれる方たち、この記事を読んでくださる方たち…自分に関わってくれるすべての人への感謝を込めて…。
2回目以降のカフェ会についても、随時書いていきますのでまた読んでくださいね。
それでは、また!