先日から書いている「LGBTQカフェ会」シリーズ第3弾です!
前回まではこちらになりますので、あわせて読んでみてください。
1回目の記事
2回目の記事
今回の記事は令和3年10月16日に開催した第3回カフェ会について書いていきます。この時はリピーター6名、新規2名のご参加をいただきテーマに沿ってワークをして、グループわけして結果をシェアするという会にしました。
さっそく、まいりましょう!
第3回カフェ会のテーマ
第3回は、「時間の使い方」というテーマで開催しました。
7つの習慣という名著、みなさん知ってますかね?スティーブン・R・コヴィー氏がかいた「成功哲学」に関する本です。
このロングセラーの本、みなさん1度は見たことあるんじゃないでしょうか?
この7つの習慣のなかで時間管理の方法が書かれていて、自分自身すごく勉強になったので、この本に従って「時間の使い方」について参加者さんと考えていくことにしました。
時間の使い方は4つに分類される
時間は大きくわけて、
- 緊急で重要なこと
- 緊急ではないが、重要なこと
- 緊急だが、重要でないこと
- 緊急でも重要でもないこと
の4つにわけられます。この4つの領域に自分の時間の使い方を当てはめていくことで、いま自分がどのように時間を使っているのかを客観的に見ることができるのです。
参加者さんには、以下の内容を事前に説明し、普段自分がどのようなことに時間を使っているかを4つの領域に分類してもらいました。
緊急で重要なこと
「緊急で重要なこと」は言葉どおり「緊急」に属する時間。
たとえば、締め切りのある仕事や、クレーム処理、病気や事故などがあげられます。この領域はやむを得ない「消費」の時間となりますが、突発的な部分をあらかじめ予測してコントロールしていくことが重要になります。
緊急ではないが、重要なこと
「緊急ではないが、重要なこと」これは「価値」に属する時間。
たとえば、人間関係作りや健康維持、勉強や自己啓発などがあげられます。これはすぐには成果はでませんが、今後の人生が豊かになっていくために必要な「投資」の時間となります。
緊急だが、重要でないこと
「緊急だが、重要でないこと」は「錯覚」に属する時間。
たとえば、突然の来訪や電話、無意味な接待や飲み会などがあげられます。これはすぐに成果がでるので、なんだか意味がある時間だったと錯覚してしまいますが、実は自分の人生にとっては重要ではない時間です。これは「浪費」の時間となります。
緊急でも重要でもないこと
「緊急でも重要でもないこと」は「無駄」に属する時間。
たとえば、テレビやSNSをだらだら見る、暇つぶしなどがあげられます。なんの生産性もなく、ただ時間が過ぎていくだけの「空費」の時間となります。
最重要視すべき領域とは
このうち、人生を豊かにするのに重要になってくるのが、「緊急ではないが、重要なこと」に入ってくるものです。この時間をいかに増やしていくかで、自己成長し、人生が充実したものになっていくかが変わってくると考えられています。
ただここで面白いのが、参加者さんから疑問があげられた「時間の使い方のうち、どれがどの分野に振り分けられるのが正解か」という問題。
そうなんですよね、人によってそれって変わってくるんです。例えば、読書や映画鑑賞がどこに入ってくるのか…。「緊急でも重要でもない」に含む人もいれば、「緊急ではないが重要」に含める人もいると思います。
これって、どちらが正解ってことはないんです。その人の価値観によって、それは変わっていいことなので。そう、これをすることでその人の「価値観」というものが浮彫になってくるのです。
今なにを大事だと思っているのか、なにに重きを置いているのかがこれをやると整理されて頭がスッキリします。そして、「緊急でも重要でもないこと」の時間への使い方が多すぎるな…とか客観的に見れることで、自分の時間の使い方を見直すことができる。
これを定期的にやることで、時間管理が徐々にうまくなっていくのです。
定期的に行う必要性
カフェ会で自分自身も再度このワークをやってみました。以前やってみたときと比較して改善されている面もあれば、変わっていない部分もあり「やっぱり定期的にやって見直さないといけないな~。」と痛感しました。
1回ワークをやっただけでは、そのときは「よし、『無駄』な時間を減らして『投資」の時間を増やすぞ!」って息巻いたとしても、結局しばらく経つと忘れて元と同じような時間の使い方に戻ってしまうんですよね。
だから、定期的に行って自分の成長を感じるとともに、伸びしろも確認する必要があるのかなと思いました。
参加者の声
参加者さんからは、
今、自分がどこに重きをおいているのか考えることができましたし、今、必要なことと、その時々で重要度も変わってくることや、人によっても違いがあることなどの気付きもあって良かったです。
時間の使い方について改めて考えることができました。
というありがたい言葉をいただきました。
ただ、参加者が増えてきたことによりなかなか回しがうまくいかなかったり、主催側の説明が不十分だったりで
特定の人が喋りすぎたり話が逸れた時に戻らなかったりする
7つの習慣はまだ作者の意図が理解しきれていなくて自分のワークが不十分だったかな…と感じた
という言葉もいただきました。
実際になかなか人の会話を切るのって難しいし、人に説明するのもとても難しい。やはり主催側はトライ&エラーを繰り返しながら成長していくしかないなと思いました。
そして、こうして毎回率直に意見を言ってくださる参加者さんたちで本当にありがたいなと思ったし、この意見をきちんと繁栄していってよりよい会にしていく責任を感じました。
今回は第3回のカフェ会について書いてきました。もし「こんな会参加してみたい!」と思われるのであれば、ぜひカフェ会の公式LINEを友達追加して「時間の使い方について考えたいです!」と連絡ください。
あなたの参加をお待ちしています。
それでは、また!