1日がいつの間にか終わっている…
やりたい事をする時間がない…
そんな事思っていませんか?
過去の自分も「あれ、いつの間にか夜じゃん!なんて忙しいんだ!」っていう生活を送っていました。でもそれって自分で忙しくしていただけなんですよね。目の前のことに追われ、過ごしているうちにいつの間にか1日が終わっている…結構そういうことってみなさんもあるんじゃないでしょうか?
そういう人にとって必要なのは、「やること」よりも「やらないこと」を決めるということ。令和3年10月30日に開催した第4回LGBTQカフェ会は「やらない決意」と題して、リピーター5名、新規2名の参加者さんと一緒にやらないことを決めていきました。今回はそのことについて書いていこうと思います。
さっそく、まいりましょう!
やらない事を決める重要性
先ほども言いましたが、人生において重要なのは「何をやるか」よりも「何をやらないか」ということです。人生は選択の連続です。
朝起きた瞬間から
- 今日は何の服を着よう?
- 朝ごはんは何をたべよう?
- どの靴を履いていこう?
色んな選択に迫られますよね。人間は実に1日35000回もの選択をしていると言われているらしいです。35000回ってすごい数ですよね。
そして、そのたびに「意志エネルギー」ってものを使うらしく…それは1日に使える量っていうのが限られているらしいのです。
では、もしも私たちが「意志エネルギー」を使い果たしたらどうなるか…。車でいう「ガス欠」のような状態になって何も考えられなくなります。誰しも経験ありませんか?色々と頭をフル回転させた日の最後のあたり「あーもう頭回んないわ!」ってなったことが。
だから、「何をやるか」よりも「何をやらないか」を決めて、「意志エネルギー」を節約していく必要があるのです。
このことを詳しく書いてあるのが「やらない決意」という本です。
「ずっとやりたかったこと」をかなえたければ、まずは「やらないこと」を決めよう。時間・人間関係・お金・常識
「やらない」と決意すべきポイントを記載しているような本です。興味があれば読んでみてください。
やらない決意をするために
このように「やらないこと」を決めるためのワークを、カフェ会の参加者の方と一緒にやっていきました。
ワーク1
人間関係、私生活、仕事、その他で「やりたくない事」を書いていきます。その後、列挙したものをよこの「いつまでに辞めるのか」というところに矢印をひっぱって分類わけするというワークです。
これをすることで、普段自分がどういった「やりたくない事」に時間をとられているかを客観的に見ることができ、いつまでに辞められそうかという算段をすることができるのです。
ワーク2
ワーク2では、ワーク1でやりたくない事として挙がったことを辞めたとして、じゃあその空いた時間で「何をやりたいか」を考えてもらいました。
そうすると、実は自分は「読書をしたい」と思っていたんだーとか「スポーツをしたい」と思っていたんだーとか普段意識していなかった自分の深層心理に気づくことが出来ると思います。
また、「やりたくない事」を辞めることで自分の「したい事」に時間を使えるという時間の有効活用についても理解することが出来るのです。
このように、ワークをしてみて自分の「やりたくない事に使っている時間」を客観的に見直すことで、人生の無駄を見つけ出し、「意志エネルギー」を有効活用することができるようになるのです。
人生に与えられた時間は有限なのに、やりたくない事に時間を割いている暇など私たちにはないはずです。これを機に自分の「やりたくない事」をそぎ落としていきましょう!
意志エネルギーの節約のために必要なこと
重要なことに「意志エネルギー」を使うために、やりたくない事をそぎ落としていくことが重要だということを伝えてきましたが、さらに「意志エネルギー」を有効につかうために必要なことがあります。
それは、重要でないことは「習慣化してしまう」ということです。
習慣化して意志エネルギーを節約…?どういうこと…?
と思われる方もいますよね。自分もこれを言われた時に「????」ってなりました。(笑)
これを説明するには、まず「習慣化」とはどういう状態かをお話しする必要があります。習慣化とはつまり「呼吸するようにできるようになること」をいいます。私たちって意識しなくても呼吸できますよね。無意識のうちに勝手にやっている。「呼吸しなきゃ!」って呼吸している人っていないはずです。
つまり呼吸をするのに「意志エネルギー」は使っていないわけです。だから、重要じゃないことは呼吸レベルで無意識にできる状態に持っていこうよということです。
先ほどあげた「朝ごはんは何を食べよう」ということを例に考えてみましょう。これってもう固定したメニューを決めておけば、無意識的に準備してしまいませんか?自分の場合は、ご飯、納豆、みそ汁と決めているので無意識的に冷蔵庫から出して気づいたら食べ始めています。(笑)
でも逆に毎朝その都度決めてたら、「パンにしようかなご飯にしようかな」「ハムかなベーコンかな」「お茶かな、牛乳かな」なんて朝ごはんだけでも意志エネルギーめちゃくちゃ使っちゃうわけです。これをもう習慣化してしまって意志エネルギーを節約していこうということです。
やらない決意をしてよりよい人生へ
今まで書いてきたように、「やらない事」を決めること、重要じゃないことを習慣化することで人生はよりよいものになっていきます。
「あの人との付き合い辞めたいんだよなぁ…」と思いながらも、ついつい流されて遊びに行って嫌な気持ちになったり、「コンビニに毎日行っちゃうのやめたいんだよなぁ…」と思いながらも毎日フラッと立ち寄っちゃって無駄遣いしちゃったり…そんな毎日を送っているのは「やめたい」と思っているだけで「やらない決意」までになっていないからです。
ぜひ上に挙げたワークをやってみて、「決意」に変えていきましょう!きちんと自分の気持ちを整理して、客観視することはとても重要な作業です。手間だな…と感じるかもしれませんが、ぜひやってみることをオススメします。
実際に参加者さんからも
ワークをやったことで「禁煙」が続いています
自分を分析できるワークおもしろいです
などの声をいただきました。
あなたの人生がよいよいものとなるための何かの参考になれば嬉しいです。
それでは、また!