常に求められる自分であらねば…
期待に応えなきゃ…
そんなプレッシャーと日々戦っていませんか?いつも何か言われているわけではないのに、見えないプレッシャーを感じる…その気持ちすごく分かります。自分も以前は完璧主義で少しの失敗でもめちゃくちゃ凹んで、「もう自分最低だ…。」とどん底に落ちていました。
でも最近その完璧主義を脱することができるようになり、とても生きやすくなりました。
今日は過去の自分のように「完璧主義でつらい…」という人のための記事を書いていこうと思います。
さっそく、まいりましょう!
完璧主義は生きづらい
完璧主義っていうと、ドクターXの大門未知子のように「私、失敗しないので」ってかんじでカッコいい気もしますよね。でも、実際この完璧主義という性格は人生を窮屈にする要因になっていることが多いように思います。だから、人生をもっと楽しく生きるために「脱・完璧主義」を目指していくことをオススメします。
では、まず完璧主義とはなんなのでしょうか。ネット辞書によると
「万全を期すために努力し、過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする人のこと。」
とのこと。これは…字面を見るだけで、人生窮屈そう(笑)めちゃくちゃしんどい性格のことじゃないか…と思います。でも結構こういう性格の人多いんじゃないかなと思うんですよね。責任感が強かったり、まじめだったり、そういう人には多い傾向にある気がします。
完璧主義がなぜ生きづらいのか
では、完璧主義であるとなぜ生きづらいのでしょうか。それは冒頭でも述べたとおり、「常にプレッシャーと戦わなければならないから」です。しかもこのプレッシャーって他の誰でもなく、自分自身からかけられているものなんですよね。自分で自分にめちゃくちゃ高いハードルを課してしまうのです。
だから常にしんどい。何をするにもしんどい。もう逃げ出したくなるほどに。
「失敗したらどうしよう」「失望されたくない」そんな思いにかられて、必要以上の準備をする。石橋を叩いて叩いて叩きまくって…いつも全力、力の抜きどころが分からない…そりゃあしんどいはずです。
しかも人から向けられているわけじゃないから、そのプレッシャーから逃れられることはない。もしも失敗したなら、自分で自分に失望して「もう死にたい…自分最悪だ…」ってずーっと失敗したことばかりに目を向けて立ち直れない。ウジウジウジウジ「こうすればよかったのかな。」「何であの時こうしなかったんだ。」って頭の中でずっと大反省会状態。
今の自分からしてみりゃ、「暇かよ!」って思うんですけどね…(笑)
しかも、もっと厄介なのがこの完璧主義が自分だけに向けられればいいのですが、人にも求めてしまうところ。これをしてしまうと、人間関係まで悪化してしまうし、イライラするしでいいこと全くありません。ここまで来てしまうと、ホントに重篤な状態なので、すぐに改善することをオススメします。
完璧主義をやめるために
では、完璧主義をやめるためにはどうしたらいいのでしょうか。自分の結論はこれです。
自分に対する過大評価をやめる
ということ。
きっと完璧主義の根底には「高すぎる自己評価」があると思うんですよね。自分もホント無駄にプライド高くて、人に頼るのも下手だったし、自分を誇大表現するのに必死だったなぁと思います。多分もとをただすと、「承認欲求」にもつながってくることなのかなって思ったりします。
これを言うと「え、逆じゃない?」って思うかもしれないのですが、自分が考えるに
- 自己肯定感が低い
- 他人に承認欲求を求める
- 完璧主義になる
- 自己評価を高めて自分の存在をなんとか認めることができる
こんなサイクルなんじゃないかなと。元々は自己肯定感が低いからこそ来ることなんじゃないかなと思うんですよね。多分。だからひとつの手としては、そのもととなる自己肯定感を高めるというのもアリだと思います。
それに関しては、こちらの記事をご覧ください。
あとは、最近これに気づいてするようになった方法もオススメです。それは「自分は大したことない人間だ」って素直に認めるということ。そう認められるようになってから、自分自身めちゃくちゃ気が楽になったんですよね。
人に助けを求めるのも自然と出来るようになったし、失敗しても「まぁ、こんなもんだよな。大丈夫、次がんばろ」って思えるようになりました。
「完璧主義でしんどい…。」って思う人は、自分へのハードルを下げてあげるとグンと生きやすくなると思います。
人と協力して完璧を目指そう
完璧主義を脱することは容易ではないと思います。でも、少しずつ自分に甘く、人にも甘くしていきましょう。「自分は大したことない」って認めることは、自己肯定感を下げるように思えますが実はそうではないんです。
「人間だれしも完璧なんてことはない。人間は助け合ってこそ生きていける。」それを受け入れることが人生を楽しく生きるコツだと思います。ひとりでやれることなんて限られているから、人と協力してやればいいんです。自分が苦手なところは、人に補ってもらって、自分が得意なところは人のことを補って生きていきましょう!
人と作る完璧こそが、本当の完璧だと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また!