私は自己肯定感が低くて…
もっと自己肯定感を高めないと…
そう思っていませんか?
私自身この想いをずっと持ってきました。「周りと比較して私は自己肯定感が低い…」とずっと思っていましたし、それを改善せねばと色んな本を読んでは、小手先だけのノウハウを吸収して定着せずに撃沈してきました。
実際に世の中には、自己肯定感、自己受容など色んな表現の言葉があって、インスタなんかには「自己肯定感をアップしよう!」なんてアカウントは五万とあります。
でもそんなアカウントを見ても、どん底だった自分は「キラキラしている世界の人がなんか言っているな」くらいにしか感じていなかったんですよね。なぜか刺さらなかった。自分ごとにならなかったんです。
発信初期は私も下のような記事を書いていました。
なるほど…とは思いつつも、肝心なところが何か足りてないなぁと今は読んでいて思います。
何が足りないかというと、まずこの「自己肯定感」の定義じゃないかなと。だから今日は「自己肯定感ってなに?」って話をしていこうと思います。
さっそく、まいりましょう!
そもそも自己肯定感とは
自己肯定感って
自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する
Wikipedia
なんてことが書いてあります。
大体巷で言われている自己肯定感ってこういう考え方なんじゃないかなって思うんですよね。
もっと自分のこと認めていこうよ!!
というポジティブな考え方。
これに対して自己受容って言葉があるんですが、自己受容は字のごとく「ありのままの自分を受け入れよう」って言葉ですよね。自己肯定VS自己受容みたいな話もありますけど、正直私はどっちでもいいというか、表現よりも大事なのは中身だと思います。
私の思う自己肯定というのは、
自分を強く持って、認められるようになること
なんじゃないかなと思うんです。
この自分を強く持つっていうのがキーポイントになると思うんですよね。
なぜ自分を強く持つことが大事なのか
なぜ自分を強く持つことが大事なのかを話していこうと思います。
自己肯定
まずは自己肯定派閥への意見とすると、あやふやなものは肯定できないからです。
自分があやふやで、何者かも分からない、短所も長所もよく分かっていない状態で肯定するってなかなかに困難だと思うんですよね。
だからこそ、小手先だけのノウハウを実行して、なんだか自己肯定感があがったような気分にはなるけども、根本的には改善されていなくてまたしばらくしたら元の木阿弥になってしまうんだと思います。
もちろん自己肯定感をあげるためのノウハウの中には、実効のあるものもたくさんありますし、それをしていくことで日々の生活が前向きに送れる効果はあると思います。
でも、本当の意味で自己肯定感をあげていくためには、まずは「自分を知る」そして「自分を強くもつ」ことが重要だと思います。そして、自分という存在が確立されてはじめて人から揺らがされることのない人生が送れるようになるんだと思います。
自己受容
一方自己受容派閥に対してですが、これは人気作の「アナと雪の女王」を例にあげたら分かりやすいなと思っていて。
かの有名な「レット・イット・ゴー~ありのままで~」という曲からも象徴されるように、自分らしく生きるというのをテーマにしているような作品ですよね。
この曲がめちゃくちゃ売れたように、「自分らしく生きたい」という気持ちを持っている人はかなり多いんだと思います。でもこのありのままっていうのも落とし穴があると思うんですよね。
すみません、アナと雪の女王が分かっているテイで進めてしまうのもあれなんで…ざっと説明すると、
アナとエルサという2人姉妹の王女様がでてくるんですね。エルサは小さいころから氷の魔法が使えるんですけど、その力で誤ってアナを傷つけてしまって。それからは力を封じ込めるために、城に引きこもって生活するようになってしまいます。しかしひょんなことから大人になったエルサの魔法の力が国民に明るみになり、エルサは王国を凍らせたまま雪山に去ってしまう。
そこで流れるのがこの名曲の「レットイットゴー」という曲なんです。
ありのままの姿見せるのよ ありのままの自分になるの
これでいいの自分を好きになって これでいいの自分を信じて
という歌詞にも象徴されるように、ここで「ありのままで生きるってすばらしい」と感じる人が多いと思うんです。確かに、エルサは今まで本当の自分を隠して生きてきて、やっと自分らしくいれる場所をみつけてすごくいい顔しています。これ自体はすごくいいことだし、クローゼット人生を送っていた自分に投影して当時感動して泣きました。(笑)
でもいまになって思うんです。この時点でのエルサは本当の意味での「ありのまま」つまり「自己受容」できていないんですよね。だからアレンデール王国(アナとエルサの国)は凍ったままだった。
どういうことかというと、単に開き直って「これでいいの!」と言っているだけ(もちろん本心で言っているとは思いますが、少し心にわだかまりがある状態)で、本当は向き合わなきゃいけない妹のアナとのことや、自分のことに蓋をして、見ないようにしていただけなんですよね。
それで小手先で「自分は自分」って言い聞かせているだけ。生きやすくはなったけど、結局根本的な解決になってなかったということです。
では結局どうやって王国がもとに戻ったかというと、エルサがきちんと自分と向き合って、アナとも向き合って本当の意味で自分を受け入れられた時だったんですよね。これってめちゃくちゃ深いな…って思うんです。
とまぁ話が脱線したので、元に戻して…なにが言いたいかというと、
自分を知って強くする、そして認める
というのが本当の意味での自己肯定ということだと思うんです。
自分が本当はキライなのに、キライな状態のまま「ありのまま」でいたとしてもなかなか人生が好転していくのは難しいと思います。
自己肯定感をあげていく方法
ということで、今回は自己肯定感の定義について話をしてきたんですけども…。
私が思うに、自己肯定感をあげていくには
- まず自分を徹底的に理解する(知る)
- 現状の自分と理想の自分との差分を埋める(強くする)
- 理想と近くなった自分を好きになる(認める)
というステップが必要なのではないかと思います。
自己肯定感の概念、上げ方は人それぞれだと思います。これはあくまで私が思う自己肯定感の概念です。
それぞれの考え方については、またメッセージ等をいただけると嬉しいですし、来週31日(水)20時~21時30分に「自己肯定感アップ術を語ろう!(セクマイ限定)」という交流会をzoom開催しますので、参加される方はそこでお話ししましょう!
PS.いつも色々とメッセージをくださる公式LINEのメンバーさんたちのために、現在プレゼントを鋭意作成しております…!なるはやで作ってはおりますので、楽しみにしていてくださいね!